騙しのレンジブレイクを回避したトレード方法

FXトレード日記

jelaです。

レンジ相場からのブレイク直前は、騙しが多くエントリーしてもすぐに戻ってしまい厄介ですよね。

ギャンブルと分かっていても、ついトレードしてしまうことがあると思います。

今回は、騙しの少ないブレイクアウトを捉える判断材料の一つとして、NR7と言うインジケータを使ったトレード手法について書いてみたいと思います。

*)NR7はナローエスト・レンジ7の略で、過去7本で値幅が最も狭いローソク足(通常4時間足または日足)を示します。

このローソク足の値幅上下線どちらかをブレイクした方向に仕掛けるもので、はらみ足(インサイドバー)になった場合、ブレイクする確率が高くなり、勝率は6~7割になるとされています。

ブレイクアウトしやすいトレードポイント(NR7)を狙う

4月25日ドル円

上の図は、4月25日22時にNR7が発生したドル円4時間足です。

赤い線で囲まれている青いBOXがNR7で、インサイドバー(はらみ足)となっており、下方向にブレイクアウトしていますが、実際のエントリーは15分足以下の短期足で判断します。

 

上の図は30分足で見たNR7ですが、200日線(緑線)で上値を抑えられ、青いBOXをブレイクした時にはボリンジャーバンドのマイナス1シグマを割り込み拡大しているのが分かります。

5分、または15分足のスパンモデルでエントリーポイントを絞る

エントリータイミングは、5分足の終値がBOXを割り込んだところでスパンモデルの遅行線ブレイクと合わせてエントリーした例です。

利食いは、BOXと同じ幅に到達した時点とされていますが、NR7発生時はかなりエネルギーが溜まっている状態ですので、今回のように前日の安値によるサポートが直前にある場合は半分利食いをして、サポートブレイクに付いていくのも良いかと思います。

STOPはBOXの逆方向へブレイクしたポイント、または直近の高安値に到達したところで行います。

ポジポジ病の予防として使うのもあり

NR7の発生頻度は4時間足で一日に多くても2回、日足は数日で1回くらいのペースですので、トレンド方向へエントリーを絞れば勝率は7割を超える場合もあり、ポジポジ病対策としても、有効な手段だと思います。